西武新宿線、新井薬師前駅。中野区を代表する施設の1つである哲学堂公園が近くにあるこの地域に、1つのトルコ料理屋があります。それが本記事で紹介する「メイハーネオゼリ」です。
本格的なトルコ料理が食べられるお店でありながら、ケバブサンドやケバブラップも販売しており、本格トルコ料理屋の本格ケバブが食べられます。
新井薬師前にあるトルコ料理屋
「メイハーネ オゼリ」は新井薬師前駅をでて、目の前の北口商店街を3分ほど歩くと見えてきます。「トルコ料理」という大きな看板を掲げていますので、見逃すことはないと思います。
ケバブサンドだけでなく、サバサンドやキョフテもある
メニューはとても豊富です。
定番のケバブサンド、ケバブラップ、ケバブ丼の他、サバサンドやキョフテサンド、サバ弁当などがあります。サバを使ったメニューがあるのは、さすがトルコ料理屋といった感じ。
ちなみにケバブサンドは、焼きチーズやチェダーチーズをトッピングしたものや、キャベツの代わりにマッシュポテトを使ったポテ肉サンドというものもあります。
以上はテイクアウトメニューで、店内で食べる場合は他にも色々なトルコ料理を注文できます。食べログやGoogleの口コミをみた感じだと、とても評価が高く、一定のファンもいるようです。
昼はランチセットがあり、夜はドリンクとケバブのセットがあります。夜は少し値段が高くなりますが、1000円ちょっとでケバブ系のメニューとドリンクを注文できるので、1人でも入りやすい店です。
ケバブラップ
まずこちらがケバブラップです。
ソースは中辛。肉はチキン。一応、ケバブラップはビーフも選べます。
で、このケバブラップが美味しかった。肉の質は悪くありませんし、肉の味付けもいい感じ。また全体を包むトルティーヤもいいちょうどいい炙り加減です。ソースもケバブラップ全体にまんべんなくかかっており、最初から最後まで、均一の味を楽しめます。
最初の一口から最後の一口まで美味しいケバブラップでした。
なんというか、さすがしっかりしたトルコ料理屋です。そのへんの適当なケバブ屋のケバブラップとは肉の完成度が違います。また食べたいと心の底から思ったケバブラップでした。
キョフテサンド
続いてこちらはキョフテサンドです。
キョフテは、ラムで作るハンバーグのことです。牛肉で作ることもあるようですが、メイハーネオゼリではラム肉を使っているそうです。
このキョフテややや弾力があるバゲットにサンドしたメニューです。キョフテの他にもスライスしたトマトと玉ねぎ、そしてスパイスがかかっています。
ケバブを販売しているお店でキョフテを提供している店はかなり少ないです。食べましたが、めちゃくちゃ美味しいです。
ラム肉を使ったキョフテは、一般的なハンバーグよりも弾力があって食べごたえがあります。パンもいい具合に硬さがあって、パンそのもの美味しさもしっかりあります。
端的にいってめちゃくちゃ美味しい食べ物でした。前述のとおりキョフテサンドを食べられる店はかなり少ないので、メイハーネオゼリにいった際はぜひ食べて欲しいです。
ケバブサンド
ケバブサンドも注文しました。こちらはテイクアウトなので若干見栄えが悪くなってしまいました。またやや冷めてしまいましたが、それでも美味しかったです。
今回はビーフを注文したのですが、脂の美味しさとスパイスの風味をしっかり感じます。
キャベツと肉のみのシンプルなケバブサンドですが、ケバブ欲はしっかり満たせると思います。
ケバブ丼
肉、ソース、ご飯だけのシンプルなケバブ丼です。ケバブ丼は、肉とご飯の間にキャベツを入れるのが一般的ですがこちらはありません。
肉とソースの味をおかずに白米を食べる感じでしょうか。正直、私はケバブ丼のキャベツが邪魔だと思っていたので、そのキャベツが入っていないのはとてもありがたいです。
新井薬師前駅周辺は他国籍料理屋が多い
ちなみに新井薬師前駅の周辺にはケバブサンドを食べられる店が多いです。駅周辺を一通り歩きましたが、なんと4軒もケバブサンドを売っているお店がありました。
1つは本気記事で紹介する「メイハーネ オゼリ」。また同じく北口にあるインド・ネパール料理屋の「インディアンダイニングバー ナン&ケバブハウス」でもケバブサンドを売っていました。
南の商店街に方にもインド・ネパール料理屋の「バー ルンビニブッダ」と「KEBAB UP A LuLu」というお店でケバブが売られています。
4軒中、2軒がインド・ネパール料理屋ではありますが、それでも新井薬師前という小さな駅に、ケバブサンドを売っているお店が4軒もあるというのは異例です。4軒というのは渋谷や新宿といった大きな駅にも並ぶ件数です。
ケバブのお店に限らず、新井薬師前駅周辺は、なぜか他国籍の料理屋が多いです。インド・ネパール料理屋が北と南に3軒から4軒あります。他にも聞きなれない南アジアの国の料理屋もあります。
いったいなぜ新井薬師前駅の周辺はアジア系の料理屋が多いのでしょうか。説得力のある解説はネットの情報からではみつかりませんでした。
しかしおそらくですが、西武新宿線が、高田馬場駅と西武新宿駅に停車するからではないでしょうか。
高田馬場駅には日本語学校が数多くあり、外国籍の人が多く利用する駅です。また西武新宿線の終点である西武新宿駅は、同じく日本語学校が多い新大久保駅からもほど近いです。
新井薬師前駅は、高田馬場駅、西武新宿駅どちらもアクセスがよく、また家賃もそれほど高くはありません。そのため多くの外国籍の人が住んでおり、その人たちの胃袋を満たすために、他国籍料理屋が多くあるのではないでしょうか。あくまで予想ですが。
機会があれば、他のケバブ屋についてもこのブログで紹介できればと思います。