カラバフケバブは西早稲田駅の近くにあるアゼルバイジャンの軽食を提供するお店です。高田馬場駅から徒歩10分ほどです。
明治通り沿いにあるお店で、店内にはイートインスペース若干あります。
前述のとおり、カラバフケバブはアゼルバイジャン料理を提供するお店です。ケバブサンドがありますが、いわゆるケバブラップはロールケバブという名前です。またバゲットケバブもあるほか、アゼルバイジャンのチーズやバスデュルマ熟成肉という、聞き慣れないメニューもあります。
パンがすでに美味しいバゲットケバブ
今回は店内でバゲットケバブをいただきました。そしてこれがめちゃくちゃ美味しかった。
フランスパンほど硬くはありませんが、コッペパンほど柔らかくはない、中間くらいの硬さの細長いパンを使っています。
厨房をみていたのですが、このパンを鉄板におき、上から重しをのせて潰して焼いていました。ちょうどキューバサンドのように。
潰しながら焼いたパンに、肉、野菜を挟み、そこにソースとスパイスをかけています。
今回ソースは中辛にしましたが、白いソースとオレンジ色のソースがかかっていました。
これまでいくつかの店でバゲットを使ったケバブサンドを食べてきましたが、正直、こちらのバゲットサンドが一番です。
なによりバゲットが美味しい。
バゲットサンドを出すケバブ屋はいくつかありますが、だいたい使っているパンはスーパーでも買える某大手製パンメーカーY社のフランスパンです。Y社の袋に入ったパンを取り出す姿をこれまで何度も目撃してきました。
もちろんY社のフランスパンが美味しくないわけではないのですが、特別美味しいというわけではありません。
一方でカラバフケバブのバゲットは、Y社のものではありません。絶対といえるほどに。ちゃんとこだわって選んでいるであろう、絶妙な硬さと風味があります。
鉄板でしっかり焼かれたバゲットは、香ばしい匂い放ち、口にいれるとその香りが口に充満します。また柔らかすぎず、硬すぎずの絶妙な弾力のバゲットで、ほどよく噛みごたえがあります。
プリプリしたチキンの食感と旨味とこのバゲットが絶妙にからみあっており、本当に美味しいのです。
まとめると、店主がしっかり自分の料理にプライドを持っていることを感じ取れるケバブサンドでした。「美味しいものを食べて欲しい」という思いでしっかりこだわりを持っている店はやはり美味しいです。カラバフケバブはそんなお店の1つであるように思います。他のメニューも食べてみたいです。