埼玉県川口市、蕨駅から徒歩5分くらいの場所にあるハッピーケバブを訪問してみました。
東京のケバブ屋ではありませんが、ちょっと有名なケバブ屋だったので、少し遠征して訪問してみました。すると他の店ではみたことがないメニューがありました。
蕨駅の周辺、川口市はトルコ人、特にクルド人の方が多いことで知られており、ネットではワラビスタンといった呼ばれ方をされることがあります。時々ネットニュースで話題になることがあるのですが、どちらかといえばネガティブな話題が多いかもしれません。
そんな川口、蕨にあり地元のトルコ人の方に愛されているのがハッピーケバブです。このエリアの周辺に住むトルコ人の方にもよく利用されているお店のようです。
よくあるイートイン付きのケバブ屋といった感じで、外に小窓からテイクアウトの注文ができるようになっています。店内にはカウンター席とテーブル席がそれぞれあります。食べログの情報によれば19席あるようです。
今回は平日の夕方頃に訪問してみましたが、3人ほど1人客がいました。全員トルコ人の常連さんのようでした。
ちなみにハッピーケバブは、現在は川口駅にもあります。
また関係あるのかわかりませんが、過去には板橋区の大山駅、東京の秋葉原にもハッピーケバブというお店がありました。
ハッピーケバブの主なメニューについて
さて今回利用した蕨の店舗には、ケバブサンドや、ケバブラップ、ケバブ丼、ケバブといった定番のメニューの他、ピデラップという平たいパンを使ったメニューや、ハッピーケバブサンドというバゲットを使ったメニューもありました。
お肉はチキンとビースがあり、ソースは甘口、中辛、辛口、てりやきの4種類がありました。
その他、様々なトルコ料理やドリンクメニューがあり、ランチ、軽食からディナーなど幅広い用途で利用できるお店になっています。
今回はせっかくなので、ピデラップという平たいパンを使ったメニューを注文してみました。
もちもちのパンを使ったピデラップ
ケバブラップに使われるトルティーヤよりも厚みがあり、ふわふわ、した質感です。また外側はややカリッと焼かれています。どちらかといえばナンに近いかもしれません。ただしナンよりももっともちもちしていて歯ごたえがあります。日本のパン屋にはなかなかないタイプの、歯ごたえがあって素朴な味のパンです。こちらは自家製だそうです。
そのパンにたっぷりの肉とサラダがサンドしてあります。サラダはレタスや紫キャベツなどがミックスされたものです。一般的なキャベツの割合はそれほど多くはなく、個人的には非常に好きないタイプの具の構成です。
チキンはぷりぷりしており、ほんのりスパイスの味と鶏肉の旨味を楽しめます。またサラダはみずみずしくてシャキシャキしており、気持ちの良い食感です。ほどよくかけられたソースは肉や野菜の味を邪魔していません。
もちもちしたパンは素朴な味なので、肉の味を邪魔してはいないのですが、噛めば噛むほどに小麦の旨味が口のなかをめぐり、これがなんとも病みつきになります。
今回初めて「ピデラップ」なるメニューをいただきましたが、非常に気に入りました。これを食べられる店が東京にもほしいくらいです。
これはぜひ一度食べてみてほしいです。
お店の詳細
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- アクセス:蕨駅から徒歩5分ほど