三軒茶屋にて大道芸フェスティバルという一芸を極めた者たちが集うこの祭典にて、「ギリシャ風ケバブ」を販売しているケバブ屋が出店していました。
そのケバブが新食感であまりにも美味しかったのでご紹介!
ギリシャ風ケバブとはいったい?
ギリシャ風ケバブ? いったいどんなケバブがでてくるのか……。期待に胸を膨らませながら注文。
そして出てきたケバブは……
見た目はいたって普通のケバブ。しかし、一口食べた時に衝撃を受けました。
これは絶品!羊の肉を使ったケバブ
そのケバブに使われていたのはなんとラム肉。羊の肉なのです。
ご存知の通り日本にある多くのケバブ屋で提供されているお肉は、牛か鶏です。まれに羊の肉を提供しているお店はありますが、ケバブにサンドされているお店はこれまで見たことありませんでした。
そしてその味は牛や鶏のケバブに全く引けを取らないとても食べ応えのあるケバブ。牛や鶏にはない独特の食感と味。それはキャベツとピタに驚くほどマッチしていました。
これほど美味しいのになぜ、羊の肉を使ったケバブを出すお店がないのか……なんて考えてしまうほど。
なぜギリシャ風ケバブ?
羊の肉を使用した料理ならトルコ料理にもありますよね。ではいったいどこがギリシャ風なのか?
ギリシャではケバブをスブラキという
調べてみるとギリシャではケバブのことを“スブラキ”というそうです。
ケバブとは本来、串焼きにした肉(当サイトではパンにサンドしたもをざっくりケバブとしています)のことを表すのですが、ギリシャではスブラキと言い、街や駅などではよく売られている国民的ファーストフードなのだそうです。
ギリシャ料理ではそのスブラキ(串焼きにした肉)をパンに挟んで食べることもあるそうで、トルコ料理でいうケバブサンドとほとんど同じようなものなのなんだとか。
スブラキじゃ伝わらない……
ギリシャ風ケバブが食べられるこのお店の名前は「スブラキハウス」といい、恐らくギリシャ料理“スブラキ”を販売するお店として立ち上げたのだと思います。
しかし「スブラキ売ってます!」と看板を掲げたことろで、スブラキってなんのこっちゃ? となってしまいますよね。恐らく分かるのはギリシャ料理を食べたことがある人だけでしょう。
それだったら「ギリシャ風ケバブ」とした方が全然伝わりやすいですよね。ケバブがどんな食べ物であるかは多くの人が知っているでしょうし、また“ギリシャ風”と掲げると「どんなケバブなの?」って気になりますよね。
予想ですが、ギリシャ風ケバブとしている理由はそんな感じなのではないかと思っています。
(間違っていたらごめんなさい!)
ギリシャ風ケバブが食べられるお店【スブラキハウス】
そんなギリシャ風ケバブが食べられるお店、スブラキハウスですが、実はスゴイお店だったのです!
日本で最初にケバブの販売を始めたお店!
ギリシャ風のケバブを出す恐らく唯一のお店、スブラキハウス。お店のブログによると、固定での店舗はないらしく、イベントでの出店がメインのようです。
しかし驚いたことにこのお店、なんと日本で最初にケバブの販売を始めたお店なのだそう。
1987年に株式会社スブラキハウスを設立し日本で最初にケバブの販売を始めました。
とのことで、我々ケバブ愛好家にとっては神様のような存在なのです!