東京メトロ丸の内線・中野新橋駅。小さな商店街と住宅地が広がるこの落ち着いた街に、2020年12月、ケバブ屋がオープンした。
それが本記事で紹介する「KEBAB BAR DEM KEBAB(ケバブバーデムケバブ)」というお店だ。
正直、正確な店名がわからないが、店頭に「KEBAB BAR DEM KEBAB」とでかでかと書いてあったので、とりあえずその通りに表記してみることにした。
さてこちらのケバブ屋は前述の通り丸の内線の中野新橋駅にある。
東京の西側に進む丸の内線には、荻窪行と方南町行があるのだが、中野新橋駅は方南町行に乗らないと行けない駅だ。訪問する場合は注意してほしい。
中野新橋駅はチェーン店が少なく、昔からある古い喫茶店やパン屋がまだまだ残る街だ。見方によって不便な街ではあるが、一方で古いお店や建物が残る風情のある街であるともいえる。個人的には好きだ。
ちなみに中野新橋という駅名は、駅をでて目の前にある中野新橋という橋の名前のちなんでいるようだ。なぜ中野なのに新橋なのかと疑問に思っていたが、そういった名前の橋があるという単純な理由からだった。下に流れるのは神田川だ。
そしてケバブ屋はこの中野新橋を渡ってすぐの場所にある。改札から徒歩2分もかからないだろう。
小さな街にしては大きなケバブ屋だ。室内飲食スペースもテラス席もある。
ピタを使ったケバブサンドからトルティーヤをつかったケバブラップ、ライスの上に肉をもったケバブ丼、肉と野菜だけのおつまみケバブなど、ケバブ屋の王道メニューが揃っている。
その他、「トルコサンド」というちょっとめずらしいメニューがあったので、今回はこちらを注文してみた。
フランスパンを使ったトルコサンド
トルコサンドはいわゆるバゲット(いわゆるフランスパン)に切れ込みをいれ、そこに肉と野菜を挟んだ食べ物だ。
トルコサンドという食べ物が、本場トルコにあるのかどうかはわからない。ただ、時々海外のケバブサンドの写真をみると、バゲットを使っているケバブサンドを見かけることがある。つまり、本場でもこういった食べ方があるのだろう。
ちなみにこちらのお店では、その辺のスーパーで売っているヤマザキのフランスパンを使用しているようだった(それが悪いというわけではなく、単なる情報として)。
このフランスパンを鉄板で炙って、そこに肉とスライスした玉ねぎ、トマトをサンドしている。
こういったケバブサンドは初めて食べたが、フランスパンとケバブとの相性はとても良かったし、何よりかなり食べごたえがあった。ご覧のとおりフランスパンはピタパンやトルティーヤ(ケバブラップに使うやつ)よりもボリュームがある。ゆえにかなりお腹にたまるのだ。
にもかかわらず値段は600円で、ケバブラップと同じだ。もしかしたらこのトルコサンドというメニューは、ラップと同じ値段でお腹にたまる、とてもコスパのいい食べ物なのではないだろうか。
他のケバブ屋でも、このようなフランスパンを使ったケバブサンドをみかけたことがある。気になる方はぜひ一度食べてみてほしい。
お店の詳細情報
- Googleマップ
- 住所:〒164-0012 東京都中野区本町3丁目3−4
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